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K
木部 皓太
Academic Mentor

「数学が苦手だから高卒認定は無理かも……」。そんな声を、CLCの無料相談でもよく耳にします。しかし、高卒認定試験の数学は、正しい順序で学べば短期間でも十分に合格ラインを超えられる科目です。この記事では、CLCで実際に使われている学習メソッドをもとに、数学が苦手な方でも最短で合格点を取るための勉強法を解説します。

高卒認定の数学はどのレベル?

高卒認定試験(旧・大検)の数学は、高校1年生で学ぶ「数学I」の範囲が中心です。具体的には、数と式・集合と論理・二次関数・データの分析・三角比の5分野から出題されます。大学入試と比べると基礎的な問題が多く、100点中40点前後が合格ラインとされています。つまり、すべてを完璧にする必要はなく、得点しやすい分野を確実に押さえることが合格への近道です。

文部科学省が公開している過去問を分析すると、毎年似た形式の問題が繰り返し出題されていることがわかります。パターンを知っておくだけで解ける問題も多いため、「数学はセンスが必要」という思い込みは捨てて大丈夫です。

まずは中学数学の「穴」を埋めよう

数学が苦手な方の多くは、実は高校範囲ではなく中学範囲でつまずいています。特に「正負の数の計算」「一次方程式」「比例・反比例」「因数分解」の4つは、高卒認定の数学を解くための土台です。ここに不安がある場合は、まず中学の復習から始めましょう。

CLCでは、最初にメンターが簡単な診断テストを行い、どこに「穴」があるかを特定します。穴が見つかったら、その単元だけをピンポイントで復習するので、中学3年分を最初からやり直す必要はありません。多くの場合、1〜2週間の集中復習で高校数学に進める状態になります。

おすすめの方法は、教科書や参考書の例題だけを繰り返し解くことです。応用問題に手を出す前に、基本の計算パターンを体に覚えさせることが最優先です。

頻出テーマ別・最短攻略ロードマップ

高卒認定の数学で特に配点が高いのは「二次関数」と「データの分析」です。この2分野だけで40点以上を占める年度もあります。以下の優先順位で学習を進めると、最短で合格ラインに届きます。

ステップ1:数と式(目安1週間)
展開・因数分解・平方根の計算を確実にします。ここは配点こそ高くありませんが、他の分野の土台になるため最初に固めます。

ステップ2:二次関数(目安2週間)
グラフの頂点を求める「平方完成」、最大値・最小値の求め方を重点的に練習します。過去問では毎回ほぼ同じパターンで出題されるため、3年分の過去問を繰り返すだけでもかなりの得点源になります。

ステップ3:データの分析(目安1週間)
平均値・中央値・分散・標準偏差・相関係数の計算方法を覚えます。公式をそのまま当てはめるだけの問題が多いので、暗記と計算練習で短期間に得点できる「コスパの良い」分野です。

ステップ4:三角比(余力があれば)
sin・cos・tanの基本と正弦定理・余弦定理を押さえます。ここまでできれば合格はほぼ確実です。

試験本番で使えるテクニック

高卒認定の数学はマークシート形式です。本番で焦らないために、以下のテクニックを知っておくと安心です。

時間配分を決めておく:試験時間は50分。大問ごとに10分ずつ配分し、残り10分を見直しに充てる計画が有効です。わからない問題は飛ばして、解ける問題を確実に得点しましょう。

選択肢を活用する:マークシート試験では、選択肢を計算結果の検算に使えます。自分の計算結果が選択肢にない場合は計算ミスの可能性が高いので、落ち着いてやり直しましょう。

途中式を丁寧に書く:暗算で済ませようとするとケアレスミスが増えます。問題用紙の余白に途中式をしっかり書く習慣をつけてください。

CLCでは、過去問演習の段階から本番と同じ50分の制限時間で練習を行います。時間感覚を体で覚えることで、当日の緊張を大幅に軽減できます。一人で勉強していると不安になることもあるかもしれませんが、メンターが学習計画から本番対策まで一緒に伴走しますので、安心して一歩を踏み出してください。