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永田 敦美(Atsumi Nagata)
Career Mentor|キャリア設計・進路相談

「高校に行かなかったら、あとで絶対に後悔するよ」——中3の秋、三者面談が近づくと、先生や親戚からこう言われて不安になる中学生は少なくありません。自分では「高校に行きたくない」と感じているのに、周りの言葉を聞くたびに気持ちが揺れる。それはとても自然なことです。

Core Learning Community で Career Mentor をしている永田敦美です。私はこれまで、進路に迷う中学生・高校生とそのご家族の相談を数多く受けてきました。その経験からお伝えしたいのは、後悔するかどうかを決めるのは「高校に行ったかどうか」ではなく、「どう選び、どう過ごしたか」だということです。

この記事では、高校に進学しなかった人が後悔しやすい場面を正直にお伝えしたうえで、後悔しないための条件と準備を整理します。

「高校に行かないと後悔する」の正体

いまの日本では、中学卒業後、通信制高校も含めておよそ99%近くの人が高校に進学します。だからこそ「高校に行かない」は、大人にとって想像しにくい選択です。「後悔するよ」という言葉の多くは、あなたを否定したいのではなく、「その先がどうなるのか見えなくて心配」という気持ちの表れです。

ただ、見えないのは道がないからではありません。高校卒業程度認定試験(高卒認定)は文部科学省が実施する国の試験で、合格すれば大学・短大・専門学校の受験資格が得られます。受験できるのは16歳になる年度から。つまり、高校に行かなくても、大学進学や就職への扉は閉じないのです。

だから本当に向き合うべき問いは「行かないと後悔するか」ではなく、「行かないなら、何に気をつければ後悔しないか」です。

高校に進学しなかった人が後悔しやすい5つの場面

相談の現場で「あのとき、こうしておけば」という声を聞くのは、主に次の5つの場面です。

1. 同世代とのつながりが途切れたとき

学校に行かないと、友達と自然に会う場所がなくなります。「話し相手が家族だけになって寂しかった」という声は少なくありません。人間関係の築き方は学校をやめたら友達はどうなる?10代の人間関係でも詳しく扱っています。

2. 毎日のリズムが崩れたとき

時間割がない生活は、自由である反面、昼夜逆転や「気づいたら1日が終わっていた」につながりやすいものです。

3. 「学歴」を説明できなかったとき

アルバイトの面接などで「最終学歴は?」と聞かれ、うまく答えられなかった経験を後悔として語る人もいます。

4. 情報が足りないまま決めたとき

「高卒認定があることを知らなかった」「通信制高校との違いを調べなかった」——選択肢を知らずに決めたことが、あとから一番悔やまれます。

5. 親とぶつかったまま決めたとき

話し合いが平行線のまま進路を決めると、うまくいかない時期に家庭が一番しんどい場所になってしまいます。

後悔しなかった人に共通する3つの条件

反対に、高校に行かない選択をして「自分で選んでよかった」と話す人たちには、共通点があります。

条件1:「行かない理由」より「やりたいこと」を語れる。「高校が嫌だから」だけで止まらず、「空いた時間で何をしたいか」を少しでも言葉にできている人は、迷っても軸がぶれません。まだ見つからなくても大丈夫。探す時間として使えばいいのです。

条件2:学校の代わりになる「居場所」と「伴走者」がいる。週に何度か顔を出す場所や、相談できる大人がいるだけで、孤独とリズムの崩れはぐっと防げます。

条件3:学びの出口を先に決めている。「16歳の試験で高卒認定を取る」「その後は大学受験を目指す」など、ゴールから逆算していた人ほど、学歴の不安に振り回されていません。高卒認定と就職・学歴の関係は高卒認定だけで就職できる?最終学歴の真実が参考になります。

中3の秋にやっておきたい4つの準備

いまから卒業までの半年でできることを、4つに絞りました。

①選択肢を全部並べる。全日制・通信制・定時制・高卒認定。まずは違いを知ることが後悔を防ぐ第一歩です。整理には中3で「高校に行きたくない」君へ|進路5つの選択肢を使ってください。

②卒業後1年の過ごし方を書き出す。「朝は何時に起きる」「週に何日、どこで勉強する」まで具体的に。高校に行かない中3の1年設計に例があります。

③親に「理由」と「計画」をセットで伝える。気持ちだけでなく計画を見せると、話し合いの空気が変わります。

④第三者に一度相談する。家族と先生以外の大人の意見を聞くと、自分の本音が整理されやすくなります。

「行く」も「行かない」も、あとから選び直せる

最後に大切なことを。進路は一度決めたら終わりではありません。高校に進学してから高卒認定に切り替える人もいれば、高卒認定を取ってから大学や専門学校に進む人もいます。どちらを選んでも、やり直しはきく。だからこそ、周りの声ではなく、自分で考えて選んだという実感を大切にしてほしいのです。

Core Learning Community は、学校に行かない選択も肯定したうえで、一人ひとりに合った進路をオーダーメイドで設計する場所です。みらい進路研究所(進学コース)では、16歳での高卒認定取得から大学受験までを個別に設計し、現役の起業家やビジネスパーソンも伴走します。通信制高校でも得にくい平日の日中を、自分の学びと挑戦に使えるのがCLCの特徴です。サービスの詳細はサービス紹介、費用や進め方はよくある質問をご覧ください。

「高校に行かないと後悔するのかな」——その不安を、ひとりで抱えなくて大丈夫です。LINEの無料相談で、いまの気持ちをそのまま送ってください。一緒に、後悔しない選び方を考えましょう。

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